戻る

機能性胸痛患者

機能性胸痛患者に対する

ジョウレイの効果を調べる実験

 私達はジョウレイを多くの人々に知ってもらうための1つのアプ ローチとして、Johrei Instituteを立ち上げ、医学者と協力し、ジョウレイの科学的研究を共に続けてまいりました。

 ここに発表する実験は、原因不明の胸の痛みを訴える患者にとって良い治療方法を探していた米国アリゾナ州にあるVA Hospital (*1)(退役軍人病院)のファス医師の協力を得て行ったものです。

 実験の結果は、医師達も驚くものとなりました。ジョウレイの有 効性がハッキリと認められるものだったのです。またこの研究は消化器系において権威ある学会であるDDW2008(*2)、および UEGW16th(*3)で発表されるとともに、専門誌である Alimentary Pharmacology & Therapeuticsに掲載されました。

 Alimentary Pharmacology & Therapeuticsに掲載された論文の概要を日本文にて以下に記します。

*1:Veterans Affairs Hospital

*2:Digestive Diseases Week (2008)

*3:United European Gastroenterology Week 16th

機能性胸痛患者の症状改善に際し、

《ジョウレイ群(ジョウレイを行う)》

《wait-list(ジョウレイを行わない)》に分け、

それぞれの施術前と施術後の症状スコアを取り、ジョウレイの有効性を測定する。

罹病期間3ヶ月以上の非心臓性胸痛患者が被験者として登録されたそのうち内視鏡、ph検査、食道圧(食道の運動具合)検査において陰性であった患者のみが対象とされた。

無作為に《ジョウレイ群》と《wait-list群》に分けられ、《ジョウレイ群》の患者はジョウレイ取り次ぎ者から6週間で18回のジョウレイを受けた。

機能性胸痛患者は、《ジョウレイ群》21名、《wait-list群》18名

●実験前

症状スコアは、《ジョウレイ群》と《wait-list群》との間に差異は見られなかった(20.28対23.26P=N.S. 有意差なし)

《ジョウレイ群》では施術前と施術後の症状スコアに有意な減少があった(20.28対7.0P=0.0023)

《wait-list群》では、施術前後で症状スコアの有意な減少はなかった(23.06対20.69 有意差なし)

このパイロットスタディは、ジョウレイが機能性胸痛患者の症状改善に対して有用であることを示している

今後、偽ジョウレイや補助療法との比較を行う必要がある

●さらに詳しい内容(英文)が必要な場合は
こちら

●論文を日本語でお読みになりたい方には、当教会スタッフが和訳したものを提供しますので、お問い合わせください。